先週は、3Dバーチャルワールド系の発表がいくつかまとまってありました。
まず一番大きかったのが、GoogleがSecond Life的なバーチャルワールドを始めたというニュースです。
TechCrunch:Googleがバーチャルワールド「Lively」を始動
まだ部屋の中と間を行き来できるだけで、屋外は存在しないそうです。また、リンデンドルのような通貨もありません。
次に、SecondLifeがIBMと相互運用を開始したというニュースがありました。
TechCrunch:IBMとセカンドライフが相互運用を発表。しかし、バーチャルワールド同志の橋渡しは不正解だ
SecondLifeは外の世界に閉ざされたクローズドな環境であることが指摘されていましたが、バーチャルワールド間での相互接続の第一歩が踏み出されました。
ただし、TechCrunchの記事で指摘されているとおり、SecondLifeがオープンにすべきなのは、他のバーチャルワールドに大してではなくて一般のWebに対して、つまり、一般のWebコンテンツをSecondLifeから利用できたりSecondLifeを一般のWebの中に埋め込んだりできることなのかもしれません。
一般のWebとの連携という意味では次の記事で紹介されているVivatyの方が進んでいるのかもしれません。
TechCrunch:Vivatyがブラウザ上での3Dを実現。まずはAIMとFacebookから
実際に、今年バーチャルワールドに対する投資も増えているようです。
TechCrunch:バーチャルワールドに大ブーム―今年だけですでに$345Mの投資
SecondLifeは一時期の話題性を過ぎ去って加入者数や利用者数が伸び悩んでいると聞きますが、バーチャルワールド自体についてはまだまだ投資が続いているようです。
また、Googleがバーチャルワールドに進出したことに伴い、次にGoogleが狙うのはどこだ?というおもしろい分析がなされています。
media pub:Googleの次の進出分野,「仮想世界」に続いて「音楽」か「旅行」か「車」か?
2008年7月12日土曜日
3Dバーチャルワールドのいくつかの発表
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