2006年12月20日水曜日

ソーシャル・ニュース・サイトの信頼性はアカウントとの長期的関係により成り立つか

「インターネット・ニュースにおける信用度の問題」で、ソーシャル・ニュース・サイトの信用度について触れました。

CNET:digg、やらせ投稿対策に乗り出す--規約違反者のアカウントを削除

diggは、やらせ投稿をしたアカウントを削除することで対応しだしているようです。
今回の件は、元来はdiggに対して長くに渡り非常に貢献しているあるユーザがつい"やらせ"に対応してしまった、という事件であったために、アカウントの削除という"懲罰"と、それに対する謝罪ということで穏便に片付いたようです。その後、このユーザはアカウントも復活しているようです。

このように悪事を働くユーザを地道に排除していくしか、ソーシャル・ニュースの信頼性を高める方法はないのでしょう。

ただし、確信犯がたくさんのアカウントを使い分けてこのような操作を行うような場合、このような対処ではうまくいきません。

その場合、アカウントに対して貢献度に応じてポイントを与えるなど、ユーザとの長期的な関係を成り立たせる方策を考えた方がよいのかもしれません。
そのうえで、ポイントの高いアカウントによる投稿(digg)ほどニュースに対するポイントも高くするなどの仕組みを整えれば、不正を起こりにくくできるのかもしれません。

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