2006年12月1日金曜日

特許権を棚上げしてもビジネス推進

最近、NovellとMicrosoftが、LinuxとWindowsについて提携したことが話題になっています。
詳しくは、次のニュースが詳しいです。

長年の争いに終止符?MicrosoftとNovellの提携で揺れるLinux業界

要するに、NovellのSUSE LinuxとMicrosoftのWindowsが仮想環境など異種混合環境で使用される際に、互いの特許権を主張しないという相互ラインセンス契約となります。

ただし、互いの特許侵害の認識はけっして合致したわけではなく異なったままです。お互い特許を侵害していると主張したまま、でもビジネス上は協力しましょうという提携になります。

以前、著作権についての権利を棚上げしてのビジネス推進について書いたように(「急速に進展する経済的対価のスキーマと著作権の折り合いの模索」)、ソフトウェアの特許権についても、ひとまず権利上の問題は棚上げしてビジネス上で協力し推進していこうというものが、今回のNovellとMicrosoftの提携となります。

ビジネス至上主義というか、法律や権利上の主張は棚上げしてそれよりもビジネスを進めようというしたたかさです。
ITと法律のスピード感があまりにも違うので、最近の流行として今後もこのような形になっていくんでしょうか。

これを受けて、GPLを改正しようという話もあるようです。

ストールマン氏もこれについて発言しています。
R・ストールマン氏が来日:「MSとノベルの提携はタイミングがよかった」

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