今までも指摘されていることですが、メディアの受容の仕方がTV中心から多様な形態へと移行しつつあります。
ITMedia:「デジタルネイティブ」が創出する新たな成長モデル
若い世代ではTVがなくても困らないという割合も増えてきていますし、アメリカの4大メディアはTVからオンラインへと軸足をのばしつつあります。
そんな中、イギリスでは、2009年にもTV広告をオンライン広告が抜くというニュースが流れているそうです。
mediapub:オンライン広告がTV広告を追い抜く日,英国では来年にも
そもそも、お茶の間で家族そろって人気番組をずーっと見る(合間のCMも見る)というようなライフスタイルはすでに無くなって久しいですし、TVの番組間に広告を入れるという手法がどれだけ効果があるのかという疑問もあります。おもしろいCM映像であれば、YouTubeなどで流した方が話題にも上り多くの人に見てもらえる可能性だって出てきているわけです。
他方で、インターネットというメディアでは、いまだ優れたコンテンツへの利益配分の仕組みが未成熟でもあります。
ただし、インタラクティブなメディアでもあるので、TVよりもずっと正確な利益の測定が可能です。オンライン広告ではすでにクリック数などに基づく報酬の仕組みが試みられたりしていますし、その収益をその広告をのせたコンテンツにうまく配分できるような仕組みも可能です。
オンライン映像コンテンツの主導権がどうなっていくのか、これからですね。
2008年4月8日火曜日
オンライン広告がTV広告を抜く?
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