2008年4月21日月曜日

安心と信頼

NBonline:超ビジネス書レビュー:ニッポン=集団主義は、ウソだった! 『日本の「安心」はなぜ、消えたのか』〜信頼は「損得」でなければ培えない


本は読んでいませんが。

"安心"と"信頼"を対比させて、安心社会から信頼社会へという主張、そして信頼社会を作るためにはモラル教育ではダメだという主張に賛同します。ただし、「信頼は「損得」でなければ培えない」という副題には半分しか賛同できませんが。(なので、やっぱり読んでみないとダメなんでしょうね)

安心社会とは、集団に従うことで安心を得ることのできるムラ社会です。信頼社会とは、個人や集団に対して互いに裏切らないことで安定を得る社会です。

「安心」とは社会に不確実性が存在していないと感じることであり、「信頼」とは不確実な社会だけど、相手の人間性から判断して、ひどい行動は取らないだろうと考えることである

そのためには、「正直な人、約束を守る人たちが少しでもトクをする社会を作っていくこと」が重要だといいます。

自分としての言い方では、信頼は損得だけでは醸成されないが、信頼がうまく機能する制度設計というのは非常に重要だと思います。

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