2008年4月23日水曜日

PaaSとEnterprise2.0

「PaaSのエンタープライズでの位置づけ」で紹介した記事のその後も興味深かったので書きます。

ITPro:PaaSの利用価値(プロセス管理編) アイデアだけでシステムが作れる時代

日本郵政で、「お問い合わせ等報告システム」をForce.comを使って2ヶ月で作った事例が紹介されています。

ITPro:PaaSがもたらすもの、エンタープライズ・システムの未来

PaaSは、エンタープライズ・アプリケーションのロングテールを埋めるものだとされています。

Force.comでは、認証やアクセス制御の仕組みも用意され、ワークフローテンプレートも多数あり、各種機能もコンポーネント化されているため、短期間での開発が可能だそうです。

これって、どこかで聞いたことがあるような。。。
Lotus Dominoの世界ですね。

いずれにせよ、ユーザ自身による企業内データの活用がEnterprise2.0につながるとすれば、PaaSはEnterprise2.0を実現するためのツールとして有効に思います。ただし、あくまでユーザが積極的にデータを活用できるという前提ですが。その意味でのユーザに対するデータ活用教育なども重要そうですね。

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