2008年4月21日月曜日

巨大システムでのプログラム修正(Googleでは年に450回だそうです!)

CNET:「2007年に450回修正した」--グーグル関係者、検索事業の内側を語る

Googleのような巨大なシステムでは、検索アルゴリズムを修正するのもたいへんだろうと思いきや、、、1年で450回も修正しているそうです。

一般論として、(従来型の)巨大なエンタープライズ・アプリケーションでは、本番稼働後の頻繁なプログラム修正は行われません。他プログラムや業務への影響が大きいためです。そのため、本番稼働前までになるべく完全なプログラムを作ろうとして四苦八苦します(失敗したりもします)。

ただし、最近のLight-Weightな開発手法では、プログラムの修正についてもっと積極的に考えていて、どうすれば修正しやすいプログラムになるかへの取り組みも多いです。

Googleの検索プログラムは、エンタープライズ・アプリケーションと同じには考えられないのでしょうが、Light-Weightというにはあまりにも巨大なものだと思っていたのですが、こんなに頻繁に修正しているとは驚きです。いったいどのように実現しているのでしょうか。

その他、データの手での修正は行わず、必ずプログラムの修正を通しているということだそうです。
プログラムの修正(リリース)がなかなかできず、頻繁にデータベースのデータ修正を行っているようなシステムとは雲泥の差ですね。

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