引き続きメディア・パブから。
最近のオンライン広告の好調さが伝えられています。
確実に広告費の何分の一かはインターネット・メディアに流れていっているようです。
メディア・パブ: TV広告費がオンライン広告へ,2010年までに約2割がオンラインビデオ広告に
メディア・パブ: 強気なネット広告予測,メディアのオンラインシフトに拍車
メディア・パブ: 米新聞社,こぞってYahooやGoogleと広告事業で提携へ
気になるのは、最近のWeb2.0的サービスの収入源として広告収入というのが定着してきつつあることです。
社会全体の広告費が増えていないのだとすると、けっきょく既存メディアとパイを食い合っているだけとなり、はたして社会的価値を増加させているのかという点です。
もちろん、Web2.0的サービスを消費者が無料で利用できることにより、他の消費が増える、もしくは給料が減る代わりに企業の広告費が増える、といったことになれば社会的価値の増加に貢献していることになるのかもしれませんが。(よいかどうかは別として)
メディア・パブ: 米新聞社の広告売上高,ネット広告を加えてもマイナス成長に
ということで、少なくともアメリカの新聞社の全体の広告費は増えていないようです。
2006年11月26日日曜日
広告モデルはパイの食い合いとなるのか
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