電通を戦後すぐに世界的企業に育て上げた吉田秀雄さんのことばです。
まずは、そのまま。
鬼十則
一、仕事は自ら創るべきで与えられるべきでない。
二、仕事とは先手先手と働き掛けて行くことで受身でやるものでない。
三、大きな仕事と取り組め。小さな仕事は己を小さくする。
四、難しい仕事を狙え。そしてこれを成し遂げることに進歩がある。
五、取り組んだら放すな、殺されても放すな、目的完遂までは。
六、周囲を引きずり廻せ。引きずるのと引きずられるのとは長い間に天地のひらきが出来る。
七、計画を持て。長期の計画を持っていれば忍耐と工夫とそして正しい努力と希望が生まれる。
八、自信を持て。自信がないから君の仕事には迫力も粘りもそして厚味すらない。
九、頭は常に前回転。八方に気を配って一分の隙もあってはならない。サービスはその様なものだ。
十、摩擦を怖れるな。摩擦は進歩の母。積極の肥料だ。でないと、君は卑屈、未練になる。
チームで、組織でものづくりをするときに肝に銘じておきたいことばです。
半分精神論ですので、あくまでチームや組織に所属する"個人"が胸に秘めるべきことばですが。
「摩擦を怖れるな」などは過激なルールですが、日本人によるチームや組織ではとくに気をつけたほうがよいことですよね。摩擦を起こす側も、摩擦を受ける側も。
無駄な摩擦や、人間攻撃の摩擦はよくないですが、摩擦を起こし受け止めることこそ、チームの力を人数倍以上にする要素でしょう。
2006年8月18日金曜日
電通の鬼十則
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