アメリカの大手新聞社は着実にインターネットへと軸足を変えつつあります。
「大手ニュースサイトがソーシャルニュースサイトを買収」などもありましたが、ニュースサイト自身が他のニュースサイトをリンクするという"ニュースアグリゲーション"も大きな流れとしてあるようです。
media pub:「米新聞社サイトが打つ次の一手とは」
つまり、ニュースの元ネタは、自社の記者が集めてくるだけではなくて、他社からも、一般読者からも集めてくるということになります。
その場合、ニュースサイトの大きな役割としては、その記事の集めかた表示(表現)の仕方などの編集者的なものとなってくるのでしょう。
リンク先では、NYTimesが買収したニュースアグリゲーションツールBlogrunnerの特性(記事の集められかた)が記述されています。
新聞社も自社で囲い込むのではなく、適材適所でリソースを活用していくようになっていくのでしょう。
その際、アメリカでは、大学にジャーナリズム学科があったりして、社会としてジャーナリストを育成できる環境がありますが、日本では記者は通常新聞社に入ってから徒弟制的に(?)鍛えられます。
日本でも、ジャーナリストの流動化(転職や独立促進)と教育環境の整備が、今後の日本でのニュースの配信にとって重要な課題になってくるのかもしれません。
2007年11月15日木曜日
新聞社サイトの動向:ニュースアグリゲーション
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