数年前からアメリカでは、RIAA(全米レコード協会)が、P2Pで音楽を違法ダウンロードした人を大量に訴えてきています(2万6千人)。音楽の違法 P2Pダウンロード問題に関して、P2Pソフトの開発者を有罪とした日本と違って、アメリカでは曲をダウンロードしたユーザを訴えてきています。
多くの人が示談金を払って裁判にはしていない中、RIAAと示談せず裁判で争っていた人に対して裁判所は2500万円の罰金を判決したそうです。すごい額です。
見せしめ罰則としてどこまで効果的となるでしょうか。
この判決により、あるアカウントを使って大量の違法行為を行ったときに、そのアカウントの利用者だという証拠があればそのアカウントの利用者が責任を負わなければいけないということの判例ができたことになります。
が、さっそく、この判決に批判的なTechCrunchなどでは、今後はアカウントを特定せずにダウンロードされるようになるだけだと皮肉っています。
CNET:RIAA、ファイル共有訴訟で個人に勝訴--被告に22万ドルの罰金支払い命令
TechCrunch:裁判で勝ったからといって音楽産業を救う役には立たない
2007年10月7日日曜日
違法ダウンロード問題にたいして2500万円の罰金
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