2008年3月31日月曜日

そもそも特措法って何?

先週の記事ですが。

TechON:誰も言わないガソリン税騒動の真因

ガソリン税の問題については、特定財源か一般財源かという問題と同時に、そもそも「特別措置法」って何?って問題でもあります。
なんで登記税とかガソリン税とかいっしょになっているの?と。(けっきょく、ガソリン税だけ分けて法案化されましたが)

特別措置法は、その名の通り、本来の税法本体に対して特別措置するものです。で、こうした項目が91項目あるらしく、その中で約30項目が30年以上も更改されて続けられているそうです。

30年も同じ措置をとるなら税法本体に組み込むべきなのでは?と思いますが、そこは政治、実はこうした措置を通すために業界からたくさんの献金が政治家に流れていると言います。なので、特別措置としておくことに(政治家にとって)意味があるそうです。

税金は、国民と国家との重要な争点であり、信頼の根拠ともなるものですが、どういう風に使われているのかも分からず(特定財源の問題)、どういう風に取られることになっているのか(特措法)もよく分からないのはよくないですね。

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