同業種のJASRACもYahoo!と協議したりしていますが、JRCがYouTubeと包括契約したという話。
TechON:「YouTube」での楽曲利用を可能に,音楽著作権管理事業者のJRC
これによりJRCが権利を管理する楽曲のコピーをYouTubeにあげても問題ないということなりました。
が、ライブ映像やTV映像などは、隣接権などいろいろあるためやっぱりダメです。
著作権法自体いろいろ問題はありますが、こうした契約でクリアできる部分も多々あります。実際、アメリカではそのようにしてネット活用が進みつつあります。
そのことを指摘しているのが同じ時期に出た次の記事の最初の方。
CNET:IT業界はコンテンツを無料で騙し取っていないか--著作権問題の奥にあるもの
ただし、後半は、既存コンテンツ・ホルダー側からのがっかりな意見多数。「コンテンツホルダーは魅力ある提案を待っている」って、なんて後ろ向きな殿様商売的態度。。。言ってることは間違ってはないのだろうけれど、これでは前向きな擦り合わせはできそうになさそうですね。
ネット業界もそうなのだろうけれど、お互いに仮想敵化して歩み寄る気配が感じられないのはがっかりです。
地方の知事が「道路は必要だ」と言い、民主党議員が「必要な道路を作らないと言ってるわけじゃない、特定財源でやるべきでないと言っているんだ」とお互いに噛み合ない発言を繰り返しているのとダブついてしまいました。
2008年3月29日土曜日
YouTubeとJRCが包括利用許諾契約
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