自分は京都生まれの京都育ちですが、まったく同感の記事が同郷人である池田信夫さんから。
池田信夫blog:京のお茶漬け
京都生まれだと言うと、多くの人からうらやましがられるのですが、それ自体はありがたいことなのですが、正直住みやすい街ではないです。裏表があるので非常にめんどくさい。「もっといてはっていいんですよ」と言われると帰らないといけないし、「そんなんしてもらわんでもけっこうですのに」と言われるとなんか贈り物をしないといけない。
そういうのが奥ゆかしくてよいという人もいるとは思いますが、自分は、そういうのが嫌で二度と京都には住みたくないです。
観光にはいい街だと思いますけどね。
また、先の記事にあるとおり、少なくとも自分が小さいころまでは京都はずっと府知事が共産党だったのですが、とくに公教育(日教組)を中心にまっかっかでした。小学校の先生方は、運動会に国旗が掲げられようとすると校門に立て看を出して抗議するし、駅で共産党のビラ配りもしていました。共産党の街宣車もうるさくてしょうがなかった。
一方で、右翼も強くて、あとやくざ屋さんも非常に身近な存在でした。家の並びにも事務所があったし、ソーシャルネットワークで言えば何人目かには必ずやくざ屋さんにつながりました(笑)。
部落や在日の問題も色濃く残っていて、親戚で集まるとなぜか必ずそういう話題になって、彼ら(親戚たち)は日本人であることの優越感に満足しているのでした。そういうのを、子供ながらくだらないとずーっと思ってました。
というように、小さいころからなんとなくそういう社会問題的なことを考えさせられたという意味では京都に育ってよかったですが、東京に出てきてからの自由の風に浸ると、もう二度とああいう世界には戻れないなぁと感じています。
2010年1月21日木曜日
京都と国家権力
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