津田大介氏にインタビュー 著作権の現在について(1)
http://anond.hatelabo.jp/20090119210533
著作権に関して、国の各種審議会にも出ている津田氏へのインタビューがありました。
Youtubeの著作権物発見の仕組みの実際やら、今後の動向やらが述べられていて、興味深いです。
2009年1月20日火曜日
著作権についての津田大介氏インタビュー
2009年1月18日日曜日
自由と社会
isologue:「もしアメリカ大陸がなかったら」
http://www.tez.com/blog/archives/001282.html
ご自身も「アホ話」と書かれているのでそういう前提で読んだ方がよいとは思いますが。
大きな人類史の中で、アメリカの出現がどれだけインパクトがあり、特異なものであり、グローバルなものとなってきたのか。
いずれにせよ、まさに今は、「自由」(=アメリカ)と「社会」(=ヨーロッパ)の拮抗時代だというのは一つの捉え方としてあると思います。
昨今の経済状況もあって、新「自由」主義的な考え方の分が悪くなりつつあるようにも思いますが、ことをそう単純に見てはいけません。
いまどきの「社会」主義的な立場は、すぐに情緒に訴えて感情的な反応を示し、ごく一部の出来事を全体の流れかのように喧伝します。
当然、「自由」の根幹には社会の安定や安全が必要であり,人権があるので、こういう危機的情勢のときには「社会」主義的施策も必要となるでしょう。
が、大きな流れで見たときに、今必要な「社会」主義的施策が恒常的に必要かというとそうとはいえません。
逆に、新「自由」主義的立場も、平常時の自らの強力な論理なり原理を、危機的状況にも無理矢理当てはめようとするには無理があります。自由は社会の安定あってのものです。
今は、「社会」的立場が情緒をあおり、新「自由」主義的立場がそれに反発する、というわかりやすいイデオロギー対立でものごとが捉えられがちに思えますが、長い視野でもっと根本から情勢を判断していきたいものです。
2009年1月16日金曜日
日本ではDRM Freeの流れにどう対応するか
久々の更新です。
先日のMacWorld2009でiTunesがDRM Freeになる発表がされましたが、日本ではいつ展開されるのでしょうか。
個人的にはDRMだろうがDRM Freeだろうが、今聴きたい機器ではちゃんと聴けているので、現時点ではどっちもいいです。
が、長期的視野に立つと、iTunesのサービスが停止したら今まで買ってきた楽曲が聴けなくなるというリスクが考えられ、その点がクリアされるという意味ではDRM Freeの方がやっぱりいいですね。
日本の著作権の、とくに補償金の議論も、将来的なDRM Freeの流れもふまえて制度設計を考えるべきだという記事がありました。
http://it.nikkei.co.jp/internet/news/index.aspx?n=MMIT12000015012009
ただ、iTunesがDRM Freeになっても、コピーや再生が任意にできるようになるだけで、購入者のメールアドレスは楽曲に含まれていますので、違法なことをしようとすると足がつきます。
iTunesの曲はDRMフリーになったけど、ユーザーIDはちゃんと残っている件について
http://www.lifehacker.jp/2009/01/itunesdrmid.html