2009年5月6日水曜日

車離れ

クルマが輝いていた時代と今の価値観

日本自動車工業会の「2008年度乗用車市場動向調査」についての記事です。

最近若者の車離れが言われていますが、それを如実に語る調査結果ですね。

「生き方を投影できるモノ」が「ガイシャ」とかかつてはわかりやすい形で存在しましたが、ものと情報があふれる現代ではわかりにくく流動的になっているように思えます。
モノで生き方を投影してしまうと流行り廃りが激しくて自分が消耗してしまいますね。この記事にもあるようにスタイルが重要なのでしょう。

それとやはり気になるのは、日本の産業がある意味車に支えられている側面があることです。このまま人口が減り車を乗る人が減っていくと、日本の産業構造が崩壊してしまいます。車に頼らないような産業構造へと先手を打つ必要がありそうですが、それを車業界に期待するのは酷です。
TVが見られなくなってきているという現象(かつての家電業界の花形)も含めて、まさに今大きな産業構造転換を求められている時代のただ中だということでしょうか。

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